石野はこの日、5年前の2014年、電気グルーヴ25周年記念ツアー「塗糞祭」で発売したオリジナルTシャツの写真を投稿。すると、とあるファンから「再販して欲しい」とのリクエストが投稿され、石野は「Tシャツも売っちゃいけないんだってさ。SONY系列のSMAだから。レコード会社はバックタイトルいじれなくなるからやめないけど。もう事務所は辞める。」と所属レーベルはSONYに残したまま、音楽以外の活動はSONY以外の事務所で行う意向を示したのだ。
石野の相方であるピエール滝被告は、4月2日付でSMAのマネジメント契約を解除されており、テクノユニットの「電気グルーヴ」としては、石野のみSMA所属といういびつな状態になっている。そのため、音源以外の「電気グルーヴ」および石野個人の活動は今後、所属できそうな別の事務所に移籍、もしくは個人事務所で活動していくことが予想されるのだ。
この石野の決断には「グッズをガンガン販売できる事務所に移籍するのはどうですか?」「30周年でインディーズに戻るのも『電気』らしくていいと思います」といった応援のメッセージが多く投稿されている。
石野は4月4日の瀧被告の保釈以降、頻繁にTwitterを更新しており、瀧被告とは直接対面は果たせないまでもビデオ通話アプリでの会話をしていることを明かしており、瀧被告の近辺情報は石野のTwitterだけが頼りの状態が続いている。
現在、石野のTwitterには39万人ものフォロワーがおり、瀧被告の逮捕後、独特のワードセンス、そして瀧被告との熱い友情で結ばれている石野個人にも注目が集まっており、当人の思わぬところで石野および電気グルーヴの新規ファンを続々と開拓しているという。
現在の石野は世間からの注目度、および話題性は抜群であり、「電気グルーヴ」というユニットではなく個人として活動すれば、他の芸能事務所も放っておくわけもなく、仕事のオファーは続々と集まるはずだ。
一見過激なようだが、「新規ファン」開拓の仕方はやはり一流ミュージシャンといったところか。
記事内の引用について
石野卓球の公式ツイッターより
https://twitter.com/TakkyuIshino