もちろん、一般的には当たり前の話ではあるが、そんな常識が通用しないところもあることはご存知だろうか。都市部在住の方や、主に駅付近のお店を利用する方には、あまり馴染みがないと思うが、地方都市などに行くと、歓楽街が駅からかなり離れた場所にあることも少なくない。車がない場合、またあっても飲酒を前提とする場合、必然的にタクシーを利用することになるわけだが、空車を拾う前に、目的地のお店のサイトを確認するか、直接電話をかけてみることをオススメしたい。
なぜなら、そういったアクセス条件の悪い店舗では、高級ソープランドなどでよく見られるような、無料の送迎サービスを実施しているケースがあるためだ。そのためには特定のお店に行くことが条件になるわけだが、足代が無料になれば、指名料くらいは軽く浮いてしまうのは大きいはず。地方都市や、温泉街の付近に歓楽街があるような観光地などでは、決して珍しいサービスではないので、出張や旅行で見知らぬ街に訪れたときは、携帯電話などで積極的に情報収集をしてみるといいだろう。また駅付近などに案内所はあるが、歓楽街自体は少々離れた場所にあるという立地条件の街では、やはり特定のお店に行くことを条件に、案内所でタクシーチケットをサービスしてくれるケースもある。アクセスが悪いというハンデを克服するためのお店側の工夫であり、好意でもあるサービスなので、どんどん利用してこそ、充実のキャバクラライフを送れるというものだ。
ちなみに、都市部のキャバクラでも、意外なサービスを実施していることはある。自分の誕生日に来店すると、免許証の提示でシャンパンをサービスしてくれたり、同一のオーナーが経営する飲食店の割引券を配っていて、積極的にアフターを推奨しているなど、看板や広告などには載っていないお得なサービスは、わりと多いものなのだ。ただし、裏メニュー的なおいしいサービスは、常連にならないと、なかなか知りえる機会も少ない。基本的には、仲良くなった指名娘などから、ネタを集めるしかないわけだが、誕生日などのわかりやすい条件であれば、入店時に客引きと交渉すれば、思わぬ特典を受けることができるかもしれない。利用者の立場からは考えられないようなサービス提供をしてくれるお店は、意外なほど多いので、どんなときでも、ある程度の自己主張は忘れないようにしたいところだ。
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