すでに春休みが終わったが、「暗殺教室 卒業編」が相変わらず好調を維持。週末2日間で16万7429人を動員、興収2億0108万5000円をあげ、3週連続1位を獲得した。累計動員は260万人が目前となっており、興収は27.7億円を記録した前作「映画 暗殺教室」を超え間もなく29億円に達する。
2位から4位までは前週と変わらず。2位は「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」で、公開6週目ながら週末2日間で9万6707人を動員、興収1億1551万1200円をあげた。
3位は「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」。週末2日間で9万0014人を動員、興収1億4602万0900円をあげた。
7位から前週4位に再浮上した「ちはやふる 上の句」は2週連続で4位。鑑賞後の満足度の高さなどが口コミで拡散していることもあって、累計興収は10億円を突破。5位には前週の7位からアップした「僕だけがいない街」。
「9日に公開された作品のうち、松田龍平主演の『モヒカン故郷へ帰る』は映画ファンの評価は高いが、公開館が100館にも満たないため数字が伸びずトップ10入りはならなかった。ただし、映画賞ではそれなりに評価されることになりそう」(映画ライター)
新作では、ブリー・ラーソンが「第88回アカデミー賞主演女優賞」を受賞した「ルーム」が8日から全国76スクリーンで公開され、週末2日間で3万8127人を動員、興収5724万2300円を記録し8位に入った。
15日は「第88回アカデミー賞」で作品賞と脚本賞を受賞した「スポットライト 世紀のスクープ」、16日はいずれも人気アニメの劇場版最新作「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」、「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」が公開される。
「暗殺教室」を脅かすのは果たしてどの作品か。