「DAIGOの血筋の良さは有名。ただ、彼のキャラクターを考えたとき、どうも政治家は結び付かないんです」(芸能ライター)
DAIGOの母方の祖父は第74代内閣総理大臣の竹下登氏。実父は新聞社の政治部記者から竹下氏の秘書となった人物。政界のドンと呼ばれた金丸信氏らとも親戚関係にあり、磨けば光る原石ということなのか。
「安倍晋三首相は大臣に抜擢したものの、小泉進次郎環境大臣のことが大嫌い。だから“進次郎落とし”のためにDAIGOを出馬させたいのだとか。進次郎議員は反安倍の石破茂議員寄りだし、反原発論者。何より滝川クリステルとの結婚発表を官邸で行ったことに立腹しています。DAIGOなら、その血筋と人気で進次郎議員に対抗できると踏んだそうです」(全国紙記者)
年内の衆院解散、総選挙はないとされるが、来年の五輪前後に選挙があるかもしれない。
「実際には、前からDAIGOの出馬説はあるんです。でも、妻の北川はこれに猛反対。同時に、いくら進次郎議員憎しでも、DAIGOでは線が細いという周囲の声も多い。むしろ本筋は北川の方だと評判。抜群の人気女優で美人の北川なら、滝クリ以上に話題になるはずです」(同・記者)
北川は今年もドラマ『家売るオンナ』シリーズ(日本テレビ系)に主演。結婚後も変わらぬ、芸能界を代表する女優だ。しかし、首相が彼女を推したい別の理由もあるという。
「北川の父親は重機械工業の防衛・宇宙部門の幹部。自衛隊に戦闘機や戦車を納める責任者の1人で、日本の防衛機密を握っているとされます。首相は憲法に自衛隊の明記が持論。9月には自衛隊の幹部を集めた懇親会で『航空宇宙自衛隊』の構想も語っている。北川が議員になる方が道理は合う」(同)
北川は議員も多い明治大学卒。衆院選だけでなく2022年の参院選の可能性も出ている。
「安倍首相は次回の参院選で元『SPEED』の今井絵理子参院議員も切りたい。首相は党のイメージをダウンさせた今井議員を進次郎議員同様に嫌っています。北川なら首相が提唱する『女性が輝く社会』に合致する。進次郎・滝クリの話題も削ぐシナリオですよ」(政界ライター)
DAIGOではなく、北川の動向に注目だ。