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宝塚歌劇が「100年に一度」の夢の公演、11人のトップスターが製作発表に登場

 宝塚歌劇100周年を彩る記念公演「セレブレーション100! 宝塚〜この愛よ永遠に〜」の製作発表会が5日、都内で開催され、杜けあき、高嶺ふぶき、稔幸、姿月あさと、湖月わたる、貴城けいなど、宝塚を卒業した男役や娘役のトップスターたち11人が出席した。

 同公演は、宝塚で誕生した数々の名曲のメドレーで幕が明け、元トップスターたちが「ベルサイユのばら」「エリザベート」「風と共に去りぬ」などの名場面を蘇らせる。「100年に一度」の豪華ショーステージとなり、5月から6月に、東京・青山劇場と大阪・梅田芸術劇場で公演。

 ステージ衣装で登場した11人は、「おお宝塚」「すみれの花咲く頃」を熱唱した。その後会見となり、マイクを持った杜は、「私たちの心はある意味でお祭り騒ぎのような状態になっています」「卒業生と在学生をあわせて4500人あまりとなりますが、その方たちの思いや、志した精神を受けて、このレギュラーメンバーたちは、宝塚の伝統や歴史、そしてこの華やかさをお伝えできるようにがんばりたいと思います」とコメント。また、質疑応答で、「宝塚とは何?」と質問を向けられると、杜は、「私にとっては心のふるさとですが、常々思っているのは、宝石箱です。キラキラした色々な宝石がたくさんつまっています」と笑顔を見せた。(中村道彦)

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