まず、HKT48やアイドリング!!!など、メジャーなアイドルが多数出演するステージである「HOT STAGE」で質問。ここでは、やはりメジャーどころのアイドルファンが多く、千葉県から来場した30代の男性は、「アフィリアサーガは、いまいちメジャーになりきれてない感じがあるので、今年こそはと思っている人が多いのではと思います。もう(今年も)半分すぎてますけど(笑)」とコメント。
神奈川在住の20代女性は、「風男塾のファンです。9月でメンバーのひとりが卒業を宣言しているので頑張って欲しいです」と語った。
HKT48の本拠地である福岡から来場したという40代男性は、「HKT48は、まだまだ上へ行けます!」と力強くコメント。ちなみに、週明けは仕事があるので、8月2日のHKT48のライブを見たあと、3日のフェスには参加せずとんぼ帰りするとのことだった。
フジテレビの湾岸スタジオ近くにある、「SMILE GARDEN」のステージでは、新人アイドルや、コアな人気を得ているアイドルなどが多数出演。ここに陣取っているアイドルファンは、歴戦のアイドルオタのようなファンが多く、埼玉県在住の30代男性は、イチオシのアイドルについて、「一番はlyrical school(リリカルスクール)でしょうか。ラップが特徴のアイドルなのですが、ゆるい感じではなく、本格的なヒップホップ寄りのアイドルなんですよ」とコメント。
同じく埼玉県から来たという20代の男性は、「クルミクロニクルというアイドルがいるのですが、素朴そうな女の子なので、下手すぎず、あまり上手すぎず、いいあんばいで、まさにアイドルって感じです。今どきピンなのも珍しいですしね」と玄人目線の解説をしてくれた。
中高生のアイドルファンも会場には多く、神奈川から来場した15歳の中学生は、イチオシアイドルに、「夢みるアドレセンス」を挙げ、「今、メンバーの志田友美ちゃんが、仮面ライダー鎧武に出演中なんですよ。絶対今後きます!」とふくれっ面が可愛いなど、細かいチャームポイントを教えてくれた。
アイドルフェスティバルということで、そこに来場するアイドルファンも多種多様。一言に「アイドル」といっても、その魅力は様々で、かなり奥深い世界のようだ。世がまさにアイドル戦国時代であることが感じられた。(斎藤雅道)