トークコーナーで「何で男の人がいるんだろうって思った」「レッスン着のお尻の所にいつも穴が開いていた」など、しんみりムードとは無縁の思い出話ばかり語られて苦笑いするしかない秋元であったが、逆に「顔が好き」「体のラインが素敵」「肌がきれい」など後輩から褒められると照れ笑いでごまかす場面も。
アンコール明けには、初めてのソロ曲で思い入れの深い「虫のバラード」を、メンバー誰もが認める圧倒的な歌唱力とともにパフォーマンス。歌唱後に「歌詞も曲も難しくて、いつも裏では震えていた」と意外な告白をしながらも、「歌詞の内容とは違うかもしれませんが、今日やっと笑顔で歌うことができたと思います」と達成感を滲ませた。
終盤には、卒業メンバーを含めた同期の第2期生(梅田彩佳、宮澤佐江、河西智美、増田有華、松原夏海)が集結。卒業ソング「強さと弱さの間で」と「草原の奇跡」を歌う秋元の瞳には涙が溢れた。
【秋元才加のコメント】
私は本当にAKB48に入ってすごく変わりました。ファンの皆さんに支えられた毎日で、初めて(チームK)キャプテンという役職もいただきました。学生の時は部活も休んでばかりで何も続かなかった私ですが、AKB48を辞めたいと思ったことはなかったです。ずっと劇場で踊っていたいですが、これから秋元才加として活動していくことが、AKB48への貢献だと思います。また、ここに戻ってこれそうな気もしています。たくさんの仲間たち、AKB48とこれからもつながっていくと思います。今の秋元才加があるのは皆さんのお陰です。これからもつながりを大事にしていきたいです。ありがとうございました。