この日は交流重賞の東京盃が行われるということで、いつもより賑わい、周囲はハロウィンモードでいい感じのムード。そんな中キレイな女性を発見!
「男なら絶対に乗らなきゃいけないレースがある。乗りたい! 乗りたい! この美女に乗りたい!」ということでインタビューに応じてくれたのは歌舞伎町で働く渚ママ。
−−今日の調子はどうですか?
渚ママ「まぁまぁです。でも勝負は次! イケメンの川田将雅ジョッキーを応援するために今日来たワケだからね」
−−川田ジョッキーのどこに惹かれたんですか?
渚ママ「大逃げか追い込みかっていうメリハリある騎乗かな。やっぱりイイ男は思い切りが良いいわけよ〜」
勉強になります! そこで、美女を前に緊張しながらも思いきって切り出してみました。
−−マ、ママに、ママに乗りたいですっ!
渚ママ「は?」
−−ママみたいなキレイな人に乗りたいです!
怪訝そうな表情のママ。そこで一緒に来ていたママのお客さんがナイスアシスト。
ママのお客さん「ママと同じ馬券で勝負したいってことだよ」
渚ママ「そういうことね〜。斬新な誘い方だと思ってビックリした」
言葉足らずでスイマセン。でも誘えるものなら誘いたいなぁ…いや、同じ馬券を手にすることで二人の距離が縮まることもあるかもしれない!そんな期待を抱きつつ東京盃の勝負馬券にあいのり。その馬券はなんと、潔すぎる3連単の3頭BOX。
ちなみにその3頭は川田ジョッキーが乗るスーニ、目下成長中のサマーウインド、凱旋門賞から帰国したばかりの蝦名ジョッキーが乗るミリオンディスク。
−−あれ? スーニの1着固定じゃないんですか?
渚ママ「気持ちは1着に来て欲しいけど、トップハンデだからね〜。仮に中央勢に負けることはあっても、地方馬には負けないだろうと見て、この3頭で。交流戦は手を広げ過ぎても良くないでしょ」
なるほど。川田ジョッキー顔負けの思い切りのよさを見せてくれた渚ママ。
さぁ、勝負馬券を手に僕らのレースが始まります。(僕はすっかりカップル気分)。
ゲートが開きしばらくすると先頭に立ったサマーウインド。まぁこれは想定内。問題はスーニ。最終コーナーまでの足取りが悪い気がするが…いや、川田ならいける! しかし、前に出てきたのはミリオンディスク。
大丈夫! スーニが3着に入れば的中! 頑張れ!
っていうか、前に地方馬がいる! マズい!
となりで渚ママが「川田〜」と叫んでます。
僕も負けじと応戦「ママ〜! ママ〜!」
祈りは届かず。実績馬のスーニといえどサマーウインドとの斤量差2キロは僕と渚ママの距離よりも開きがあったのかもしれません。しかし、馬券は外したものの、僕はすっかりママとの一体感を感じ、疑似デートを楽しみました。(ママのお客さんスイマセン)
ということで、都内近郊に住む皆さん! 平日は仕事終わりに競馬デートなんていうのもいいかもしれませんよ!?
それではまた! 若手放送作家の近藤でした〜。