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“目標額”よりもかなり安い和解金で高嶋政伸との離婚に応じていた美元

 約1年10カ月の泥沼の離婚裁判から一転、先月末に突如和解が成立した俳優の高嶋政伸と美元だが、美元が和解金1720万円で離婚に応じたことを発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。

 政伸が「俳優生命を投げうってでも離婚したい」と離婚を求めて提訴し、美元が「別れる理由がない」と主張していた離婚裁判。6月に法廷で2人が“直接対決”した際には政伸が美元から生活費込みで月額109万円を要求されたことや、美元のストーカー行為があったことを暴露。それも決めてとなったのか、11月9日に東京家庭裁判所は政伸の訴えを認め、離婚を命じる判決を言い渡していた。判決を受け、美元が控訴することが濃厚だったが、控訴期限の11月26日に突如和解が成立していた。

 和解成立までの内幕について、同誌によると判決確定後、美元サイドから和解の話が持ち込まれ、再度話し合いがスタート。一部では美元が和解金として1億円を要求しているとされていたが、和解金は3000万円と決定。政伸側はそこから、10年8月の別居時から美元に支払っていた生活費を差し引いた金額を支払うと主張したのに対し、美元側は「1円も引けない」と主張し交渉が難航。しかし、裁判に負けて強気になれなかった美元は結局、生活費の総額である1280万円を差し引いた1720万円で和解することに納得したというのだ。

 「離婚の条件として、今後、高島家のことや結婚生活について暴露しないことも盛り込まれた。高島家としては、美元が暴露本を出すのを一番恐れていたので、それを“買い取った”と思えば安い和解金だったのでは。一方、美元はある映画製作会社が金銭的に面倒を見ているようなので、そこまで粘らずもらえるものをさっさと受け取りたかったのでは。とはいえ、高島家関連の話題がNGとなると、美元のタレント価値はないに等しいので今後、バラエティーなどからはお呼びがかからないだろう」(芸能記者)

 一方、政伸は来年1月スタートの女優・仲間由紀恵が主人公の悪女を演じるフジテレビ系ドラマ「サキ」に出演することが決定。主人公にターゲットにされて破滅に導かれる病院理事長役を演じるだけに、美元の結婚生活や泥沼の離婚裁判が役作りに大いに生かされそうだ。

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