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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(1/23) AJCC

◆中山11R アメリカジョッキークラブカップ

◎トーセンジョーダン
○コスモファントム
▲サンライズベガ
△ネヴァブション
△ピサノエミレーツ

 ハンデ戦ならいざ知らずG2の別定戦となれば格と実績がモノを言う。ア共和国杯、有馬記念のレースぶりからトーセンジョーダンが最上位。今週の追い切りでは併せた相手を抜くのややモタつく感もあったが、スパッと切れるタイプではないので心配はないだろう。脂肪のつきやすい冬場にあって、引き続き締まった体付きをしており有馬(5着)のデキは維持している。58キロもなんら問題なく、首位争いは間違いないだろう。難敵は、中山金杯で着差以上の勝ちぶりだったコスモファントム。マイペースで運べそうな展開利とジョーダンとの斤量差(2キロ)を考えると、接戦に持ち込める可能性がある。メンバー的にこの2頭が抜けている印象。
 3番手以下には、リフレッシュ効果の見込めるサンライズベガ、昨秋の毎日王冠から成績、デキともに安定しているネヴァブションの2頭か。3連単の穴で面白いのは、ダート戦から転戦してきたピサノエミレーツ。脚質的にも、血統背景からも芝の中距離戦は向くはず。力量差のあるメンバー構成なので、無理に穴狙いせずに本線的中を狙った方が得策なレースだろう。

【馬単】流し(6)軸(2)(3)(5)(8)
【3連単】フォーメーション(3)(6)→(3)(6)→(2)(5)(8)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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