☆サートゥルナーリア
2018年6月10日(日)阪神第5R芝1600m戦に出走予定のサートゥルナーリア。馬名の由来は「公現祭での行事の基礎ともなった古代ローマの祭り。母名より連想」。牡、黒鹿毛、2016年3月21日生。栗東・角居勝彦厩舎。父ロードカナロア、母シーザリオ、母父スペシャルウィーク。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額1億4000万円。母は05年日米オークスを勝利した名牝。半兄には13年菊花賞(GI)、14年ジャパンC(GI)を勝ったエピファネイア(父シンボリクリスエス)や、15年朝日杯FS(GI)を勝ったリオンディーズ(父キングカメハメハ)がいる。本馬は、父ロードカナロアから受け継いだ迫力あるトモを持ち、2歳のこの時期でこれほど見栄えのする馬体なら、完成したらどれほどの好馬体になるのかと思わせるもの。兄同様使われていくと気性面がやや心配ではあるが、豊かなスピードに力強さがあり、ポテンシャルは相当高い。なお、鞍上はM・デムーロ騎手。
☆グラナタス
2018年6月9日(土)東京第5R芝1400m戦に出走予定のグラナタス。馬名の由来は「種(ラテン語)」。牡、鹿毛、2016年4月8日生。美浦・鹿戸雄一厩舎。父ロードカナロア、母ガーネットチャーム、母父ファルブラヴ。生産は安平町・追分ファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額2000万円。祖母は05年秋華賞(GI)で4着となり、全4勝を挙げたオリエントチャーム(父サンデーサイレンス)。叔父には17年マイルCS(GI)を勝ったペルシアンナイト(父ハービンジャー)がいる。本馬は、頸差しから胸前、肩にかけての筋肉が逞しく、腹袋がしっかりとしたタイプ。良いスピードがあり、馬体の造りからマイル以下が合いそう。なお、鞍上は福永祐一騎手。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。