さて、今週は「第18回TCK女王盃(JpnIII)」が大井競馬場でおこなわれます。毎年好メンバーが揃う一戦ですが、今年はJCBレディスクラシックの上位馬が出走を予定しており、ハイレベルな一戦となることは間違いありません。今年の古馬牝馬戦線を占う意味でも重要なレースで、注目せずにはいられません。
本命は、ソチ五輪パラレル大回転銀メダリストの竹内智香選手のように晩成型のサンビスタ。竹内智香選手は、ソルトレイク五輪22位→トリノ五輪9位→バンクーバー五輪13位→ソチ五輪3位と徐々に力を付け、成績を挙げてきました。サンビスタも同様に5歳にしてようやく本格化。昨年はJBCレディスクラシックで初JpnI制覇を成し遂げると、チャンピオンズカップ(GI)では並みいる牡馬を相手に4着と好走。まだキャリア19戦と6歳にしては浅く伸びしろは十分。ここは昨年の女王らしい横綱競馬で勝利をものにするでしょう。
相手筆頭は、壇蜜のように遅咲きのトロワボヌール。4歳でダート路線に活躍の場を求めるとその素質が開花。1年で重賞制覇やJpnI2着と急成長を遂げました。ダートでは連対率100%とまだ底を見せていないだけに、ここでも妖艶な走りで上位を狙います。
一発なら未知の魅力いっぱいのソーミラキュラス。大井から数え7連勝の勢いに乗ってみたい。
◎(5)サンビスタ
○(2)トロワボヌール
▲(7)ソーミラキュラス
買い目
【馬単】2点
(5)→(2)(7)
【3連単フォーメーション】1点
(5)→(2)→(7)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。