芸能人が難関大学に挑む企画は毎年のようにある。2018年はオードリーの春日俊彰が『得する人損する人』(日本テレビ系)の企画で東京大学受験に挑んだ。センター試験の国語・現代文で100点中92点を獲得するなど善戦するも、英語と数学で伸び悩み、二次試験に進めず足切りとなった。ロンドンブーツ1号2号の田村淳もインターネット番組で青山学院大学受験を宣言し、センター利用入試のほか複数の一般入試を受けるも全て不合格。最終的に慶應義塾大学通信教育課程の法学部に入学している。
注目の2019年は誰が大学受験企画に挑むのか。
「最も知られているところではホリエモンこと堀江貴文氏がいますね。インターネット番組『ドラゴン堀江』(AbemaTV)で、東京大学に挑んでいます。堀江氏は東大文学部を中退していますが、一度は合格していますので、どこまで成績を伸ばせるのか注目が集まっていますね」(放送作家)
この番組では堀江氏のほかにも立教大学卒の塾講師芸人、オバンドー吉川(鬼サンダー)、早稲田大学中退の芸人TAWASHI、明治大学卒業のグラビアアイドル・わちちなみが受験に挑んでいる。
「これまでの大学受験企画と異なる点は、いずれのメンバーも高偏差値であり、必ずしも無謀な挑戦ではない点ですね。特に吉川は、ほとんどの人間が苦しみがちな数学などの理系科目を得意とし、さらに現役で塾講師のバイトもしているだけに期待がかかります。堀江氏も現役時代は、半年間で追い込みをかけて東大に合格していますから、ラストスパートに期待がかかります」(前出・同)
確かにネット上でも「もしかしたらイケるかも感があるのがいいね」「実際の勉強法とかが紹介されているのも参考になる」といった声が聞かれる。
このほかオードリーの春日も、番組企画と関係なく東大受験を宣言している。昨年と同じ家庭教師をつけ、継続的な勉強が結果につながるのではないかと期待される。今年の大学受験企画は、例年に比べて成功する可能性がありそう。注目が集まりそうだ。