◎ナカヤマナイト
○ユニバーサルバンク
▲デボネア
△フェイトフルウォー
△オルフェーヴル
△サダムパテック
△クレスコグランド
△ロッカヴェラーノ
混戦模様に加えて、ペースを握る馬がはっきりしないせいもあって展開の読みにくさが余計に予想を難しくさせている。週末からの雨で道悪競馬が予想されるので、ある程度、前で競馬をする馬にアドバンテージがありそうなので、枠順なども考慮して先行できそうな馬をピックアップしてみた。本命は、キャリア27年目の柴田善騎手が騎乗するナカヤマナイト。前走・皐月賞(5着)は2か月半ぶりの実戦。結果論だが、若干調教量が不足していた感がある。今回は2週続けて長めから追っている上、体全身を使ったダイナミックな動きで皐月賞以上の仕上げは明らか。巻き返し可能とみる。皐月の1、2着馬は消せないが、ちょいと捻って人気薄ユニバーサルバンクを対抗に推したい。1勝馬だが重賞2着2回、若駒Sなどポイントとなるレースでも2度2着している。現況、突き抜ける強さはないものの相手なりに走る点は強み。今回のメンバーでもびっくりするような粘りを見せる可能性がある。穴にはモハメド殿下所有のデボネアを。デットーリ騎手騎乗で並々ならぬ意気込みを感じさせる上、殿下も来日するようなのでみっともない競馬はしないはず。以下、気配急上昇で一発の魅力を秘めるフェイトフルウォー、オルフェーヴル、サダムパテックの実績馬、3連勝中のクレスコグランド、武豊騎手に乗り替わったロッカヴェラーノあたりをマークしておきたい。
【馬連】流し(10)軸(2)(5)(6)(8)(11)(13)(17)
【3連単】フォーメーション(10)→(11)(17)→(2)(5)(6)(8)(11)(13)(17)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。