同作は長澤、東出昌大、小日向文世が扮する詐欺師トリオが毎回、金融業界・不動産業界・美術界・芸能界などに舞台を変え、奇想天外な計画で欲望にまみれた悪徳大富豪から大金をだまし取る痛快コメディー。
各紙によると、江口は表向きは慈善事業に熱心な紳士だが、裏社会ではヤクザを仕切り、「日本のゴッドファーザー」と呼ばれている悪徳公益財団の会長役を演じるという。
江口の月9出演は、主演した03年4月期の「東京ラブ・シネマ」以来、15年ぶり8作目。
それ以前には、大ヒットした月9ドラマ「東京ラブストーリー」や「ひとつ屋根の下」シリーズなどに出演しているとあって、「フジでやる時は“成功してもらいたい”という思いが特に強い」と思い入れたっぷりのコメントを寄せているというのだ。
第2話では、06年の「西遊記」以来12年ぶりの月9となるお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良、登場話は未定だが、吉瀬美智子がそれぞれゲスト出演するという。
「1月期の月9ドラマ『海月姫』はまったく盛り上がらず、月9の最低視聴率を更新してしまいそうな低迷ぶり。そのため、月9の制作サイドもあれこれ考えたようで、『コンフィデンスマンJP』では、毎回豪華ゲストを呼ぶことで視聴率アップにつなげようと考えたようだ。ドラマの本筋ではどうにもならないので、もはや苦肉の策。長澤のドラマがコケたら、いよいよ月9枠もヤバイと言われているだけに、何としてもそれなりの数字を残さなければならないようだ」(テレビ局関係者)
とはいえ、月9は視聴率1ケタ続きだけに、2ケタ取れればなんとかなりそうだ。