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テレビ朝日 独走する日本テレビの年間視聴率3冠王を阻止できるか?

 日本テレビが今年に入って、快調に視聴率を伸ばしている。

 1月期、4月期、7月期と3期連続で視聴率3冠を獲得。14年度上半期(4〜9月)でも3冠となり、独走状態だ。

 視聴率3冠とは、全日帯(午前6時〜翌午前0時)、ゴールデン帯(午後7〜10時)、プライム帯(午後7〜11時)のすべてで、視聴率トップに立つことで、日テレは11年に3冠王、12年に2冠王(全日帯、ゴールデン帯)となり、文字通り、テレビ業界の“盟主”となっていた。

 しかし、13年は全日帯では首位だったが、ゴールデン帯、プライム帯でテレビ朝日に敗れ、1冠に終わり王者の座から陥落していた。

 日テレは今年に入って、「踊る!さんま御殿!!」「ザ!世界仰天ニュース」「天才!志村どうぶつ園」「笑点」「ザ!鉄腕!DASH!!」「世界の果てまでイッテQ!」「行列のできる法律相談所」などのバラエティ番組や、朝の帯番組「ZIP!」も好調で、9月期まで視聴率3冠をキープ。このままいけば、3年ぶりの3冠王奪還も有力だ。

 そんななか、日テレの3冠阻止を目論むのが、昨年の王者のテレ朝だ。全日帯は無理としても、ゴールデン帯かプライム帯のどちらかでトップを奪うべく虎視たんたん。

 そこで、カギとなるのが連続ドラマの成否だ。連ドラが弱い日テレに対抗すべく、テレ朝は10月期、最強のコンテンツで日テレの切り崩しを狙う。それが、「ドクターX〜外科医〜大門未知子〜」第3シリーズ(米倉涼子主演/木曜日午後9時〜)と、おなじみの「相棒season13」(水谷豊主演/水曜日午後9時〜)だ。

 「ドクターX」は初回=21.3%(数字は以下、すべて関東地区)、第2話=20.9%と好調な滑り出し。「相棒13」も初回2時間スペシャルが19.8%の高視聴率を弾き出した。

 一方、日テレの連ドラの初回は、「きょうは会社休みます。」(綾瀬はるか主演/水曜日午後10時〜)が14.3%、「地獄先生ぬ〜べ〜」(丸山隆平主演/土曜日午後9時〜)が13.3%で、悪くはないが、テレ朝の2つの連ドラには大差をつけられた。

 前シリーズの全話平均視聴率は、「ドクターX」(13年10月期)が23.0%、「相棒12」(13年10月〜14年3月)が17.4%。テレ朝として、両ドラマでできるだけ高い視聴率を挙げて、なんとか日テレの3冠王を阻みたいところだ。
(坂本太郎)

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