新馬戦を圧勝(0秒6差)、返す刀で新潟2歳Sを優勝したモンストールが完成度の高さに加えて、(実績+実力の)総合力でライバルを一歩リードしている。
脚質も自在性に富み、どんなレースにも対応可能なだけに、信頼度は高い。秋はここから始動と目標を定めて調整してきただけに、もちろん仕上げに抜かりはない。
終いがシッカリしており、東京の坂も難なく克服するだろう。朝日杯FSに向けて、ここはあくまで通過点に過ぎない。
相手は、大物感漂う関西馬のオリービンと、前走の勝ち内容(0秒4差)が光る、ダイワインスパイア。
◎14モンストール
○4オリービン
▲12ダイワインスパイア
△5ゲンテン、7レオアクティブ
☆東京10R「パラダイスステークス」(芝1400メートル)
デキの良さが目立つ、アンシェルブルーが起死回生の一発を決める。
2週前に坂路(800メートル)で48秒3と、破格のタイムを叩き出し絶好調をアピール。勝利へ大きく前進だ。前走は7着と期待を裏切っているが、0秒3差なら巻き返しは十分可能だろう。
阪神牝馬S、函館スプリントSはカレンチャン(スプリンターズS)相手に2、3着と好勝負を演じており実力は確か。ハンデ(54キロ)も恵まれたし、差し切りが決まる。
休み明け2戦目で走り頃のガルボと、桜花賞5着のフォーエバーマークが相手になる。
◎9アンシェルブルー
○5ガルボ
▲8フォーエバーマーク
△6トライアンフマーチ、14オセアニアボス
☆東京9R「赤富士ステークス」(ダ2100メートル)
休み明けを1度使って動き、気合いともガラリ一変。上積みの大きいゴールデンチケットが狙い目。
休養前は超一流のダート馬サクセスブロッケン、ヴァーミリアン相手に5、4着と好戦して来た実績があり、条件クラスでは役者が違う。大いに期待したい。
当面の相手は、上がり馬のソリタリーキングと、復調成った素質馬のトーセンアレス。
◎3ゴールデンチケット
○12ソリタリーキング
▲8トーセンアレス
△4インフィニットエア、15リバティバランス
☆新潟11R「黒崎特別」(ダ1200メートル)
安定感はメンバー屈指の、タンジブルアセットで今度こそ。
状態も、中1週で疲れが残っていた前走とは雲泥の差。丹内騎手も2度目で手の内に入っているし、期待して大丈夫。
勢いのあるヤマニンラレーヌ、ウォータールルドの3歳両馬が相手。
◎11タンジブルアセット
○13ヤマニンラレーヌ
▲14ウォータールルド
△8ハニーメロンチャン、9コウエイフラッシュ
☆京都11R「アンドロメダS」(芝2000メートル)
満を持して出走する、アドマイヤメジャーが2連覇を達成する。
久々も素質高いダノンバラードが相手だが、菊花賞9着のユニバーサルバンクも不気味。
◎6アドマイヤメジャー
○2ダノンバラード
▲3ユニバーサルバンク
△10マヤノライジン、13マカニビスティー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。