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日の目を見ないAKB48メンバー

 人気アイドルグループ、AKB48の中でも、前田敦子や大島優子などメディア露出によって世間的にも知名度を持つメンバーもいるなかで、なかなか日の目を見ないメンバーもいる。「これだけの大所帯ですから、全てのメンバーがスポットライトを浴びるなんていうのは、そもそも無理」(芸能ライター)。ただ、決してメディア露出の多いメンバーだけが魅力的なわけではない。

 増田有華(19)はAKBトップクラスの高い歌唱力を持っているとして、ファンからの評価は高いが、シングルCD選抜は3回しかなく、最後は2007年の『BINGO!』。第二回総選挙では25位だった。ただ、ソロとしては、アニメ『一騎当千』の4期オープニング・テーマ「Stargazer」でCDデビューも果たしている。これはAKB48のメンバーでは2人目の快挙。ただ、「この曲の作詞は秋元康ではない。AKBで認められたというよりも、その実力をAKBと関係ない外部が認めたということでしょう」(芸能ライター)

 梅田彩佳(22)は怪我から復帰した苦労人だ。2006年夏から公演を休むようになり、2008年の5月まで1年半程度、公演に出演することができなかった。ダンスの評価は高いものの、今まで選抜に選ばれたのは2回のみ。第二回目の総選挙では32位。ちなみに彼女はKチームリーダーの秋元才加と同居している。このことは、秋元が広井王子とお泊り騒動があった時に秋元の口から公表され、思わぬ形で彼女の名前がメディアにでることになってしまった。

 小林香菜(19)は、天然のキャラクターで注目されるも、あまり日の目を見ない。ファンの中では、「天然系なので、面白い時は面白いが、流れを止めてしまうこともあり、ある意味“劇薬”かも」との声も。総選挙では第一回、第二回とも圏外。そんな彼女、19thシングルの選抜メンバーを決めるじゃんけん大会では、所属事務所の制止を振り切り、なんと水着で登場。そして、2007年発売の『軽蔑していた愛情』以来、3回目の選抜入りを果たしている。

 増田有華、梅田彩佳、小林香菜とも2006年2月に行われた第二期オーディションでAKBに加入したメンバー。同期には第二回選抜総選挙でトップとなった大島優子、9位の宮澤佐江、チームKリーダーの秋元才加とAKBの特別なファン以外にも名が知れたメンバーも多い。ただ、これらのメンバーは劇場公演を欠席することも多く、AKBの“会いにいけるアイドル”というコンセプトには今回紹介したメンバーの方がマッチしているのかもしれない。

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