大久保は71年5月12日生まれ、愛知県田原市出身。相方の光浦靖子とは、小学校から高校まで同じ学校の同級生。大久保は千葉大学文学部に進み、光浦は東京外国語大学外国語学部に進学したため、道は分かれたが、大学時代に、早稲田寄席演芸研究会で、お笑いコンビ・オアシズを結成し、メジャーデビュー。
ところが、光浦がピンで売れたのに対し、大久保は不遇の時代が続き、コールセンターでのアルバイト生活をしいられる期間が長かったが、テレビ東京の「おねマス」シリーズで、きっかけをつかみ、昨年、一気に大ブレイクを果たした。
大久保は同性からの支持率が高く、独身のアラフォー女性としての生き様を、飾らずにストレートに表現している点が、人気の秘密のようで、持ち前の下ネタも決して下品にはならず、同性にもウケている。
タレントウォッチャーのA氏は「大久保は決して美人とはいえないのですが、醸し出す雰囲気がセクシーそのもの。容姿端麗ではないにもかかわらず、これだけの色香はなかなか出せるものではありません。典型的な、“男好き”するタイプです。特に年下男性にとっては、大久保のフェロモンはたまらないものがあるのではないでしょうか。また、国立大出身の知性が垣間見える点も見逃せません」と分析する。
現在、数多くのレギュラーを抱える大久保。同性からの支持も高いことから、当分、その勢いは衰えることはなさそうだ。
(坂本太郎)