同アルバムには、井上陽水、浜崎あゆみ、椎名林檎、吉井和哉、加藤ミリヤ、AIら豪華アーティスト13組がそれぞれ宇多田の曲をカバーした13曲が収録されるという。宇多田は11日、アルバム発売を受け、自身のツイッターに「こんなに素敵で幅広いジャンルのアーティストたちに丁寧に、個性的にカバーしてもらったの聴くと、頑張っていっぱい曲書いてよかったなって素直に思える」などと喜びをつづったが、驚くべきは浜崎の参加だったというのだ。
「浜崎といえば、宇多田と同年代にヒットチャートを席巻したいわばライバル。数年前なら絶対にこんなオファーは受けなかったはずだった。ところが、このところはそうも言ってられないようで、話題づくりもあってかオファーを受けたようだ」(音楽関係者)
今年の浜崎の目立った動きといえば、3月に昨年末に婚約した米国人の大学院生と入籍。7月にはこれまでの全国ツアーとはガラリと演出を変えたショー形式のライブを行ったが、「マスコミ各社に呼び込みをかけた公演初日、ASKAが保釈され、そちらに話題を持って行かれた」(ワイドショー関係者)。8月には、神奈川県内にある豪華別荘を3.8億円で売りに出していることが発覚。10月には今年初のシングル「Terminal」が発売初週の売り上げがわずか3000枚で、オリコン・シングルランキング初登場24位に沈んだ。
「浜崎のシングルが初登場20位未満となるのは、リミックス・再発等を除くと『YOU』以来、約16年4か月ぶりだが、もはや所属レコードがろくにプロモーションもしないので売れるはずがない。歌う曲が見当たらないだけに、おおみそかの紅白出場も微妙なようだ」(芸能記者)
浜崎が“宇多田頼み”なのも仕方ないようだ。