Air Run TOKYOでは、体操の後に必ず動き作りを行います。なぜ、この「動き作り」を取り入れているか? 理由は、2つあります。
1つは、動的ストレッチの効果。
2つ目は、カラダの修正。
動的ストレッチとは、止まったままのストレッチとは違い動きの中で、筋肉をほぐしていきます。わかりやすくいうと、通常みなさんが思い描くストレッチは止まったままだと思います。これは静的ストレッチです。動的ストレッチの代表は、日本人であれば誰もが知るラジオ体操です。ラジオ体操は動きの中でカラダをほぐします。2つのストレッチ方法について簡単に説明しておきます。
静的ストレッチは、元々アメリカから入ってきたストレッチング。グーっと伸ばして痛くなる直前または少し苦しくなるところで止めます。
動的ストレッチは、パートナーやロープなどの補助を使い適度の力でリズミカルに押したり引いたりする方法が1つ。もう1つは、動的が示すように伸ばす筋肉を動かすこと。サッカー部がよく行うブラジル体操も動的ストレッチです。 ランナーの場合は、肩甲骨を緩めておくことが必要ですので、肩甲骨をほぐす動きも行います。
2つめのカラダの修正ですが、ランニングばかりしているとクセがつきます。そのクセがケガの原因になったり、走りのリズムを悪くするなど私自身の体験で痛感しています。※第29回に体験談があります。
自分では、真っ直ぐ足を上げているつもりでも、実は真っ直ぐ上がっていない。動き作りの中で、よくこんな場面を見ます。動き作りをしなくても、すぐにはケガをしないかも知れませんが、週1度くらいカラダのメンテナンスだと思ってやると良いと思います。
私がこのチームを立ち上げる前に、西田ヘッドコーチが行っていたランニング教室を見学しました。その時に、動き作りを見て新しいチームで必ず取り入れようと決めたのです。
取り入れる際の注意点があります。
(1)儀式ではなく、動きの意味を理解し行う。
(2)1つ1つの動きを丁寧に効果的に行う。
(1)(2)は関係が深いのですが、何となくやっても意味がありませんし、動きの意味を理解すると効果的です。また、回数ではなく、丁寧に行わないと効果が出ません。
是非、この動き作りを体験しにご参加してみて下さい。
【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。
詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。
【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー
第31回は、『暑い夏に負けない方法』