同楽曲は、作曲・菅野よう子、作詞・麻生哲朗によるオリジナル楽曲。菅野よう子・麻生哲朗といえば、NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の主題歌だったSMAPの楽曲、「さかさまの空」の作曲作詞コンビ。「雨上がりのステップ」も、同様に空をモチーフにし、前向きな気持ちを歌うミディアムナンバーとなっている。
ほぼ満席となった駒沢オリンピック公園陸上競技場で、「72」の歌唱に続いてサプライズ発表された「雨上がりのステップ」。大勢の観客の前での歌唱が久しぶりだという3人だが、ブランクなど感じさせず、のびやかな歌声とパフォーマンスで観客やパラ駅伝出場選手らを魅了した。
パフォーマンスを終えた香取は、「気持ちよかったです。歌うこと、応援してもらえる人の顔を見るのが好きだと(思った)」と、語った。稲垣も、「歌詞が(今の状況に)ピッタリ。幸せな気分になりました」と、楽曲の素晴らしさを、草なぎも「新しい道を行ける気がした。天気も良く、今日のシチュエーションにピッタリ」と、この日の天候、自分たちの心情、歌詞の内容のマッチングを感慨深げに伝えた。
2016年12月にSMAPが解散となり、2017年9月に“新しい地図”としての活動がスタートした3人。環境が変わったことへの心境を問われた香取は、「楽しいし、必死です。一生懸命です。今日はいっぱい来ていただいて嬉しいです!」と、大勢の人の前に出ることに喜びを感じている様子。これからの3人の活動については、「求めていただければ」と前向きだった。今後の3人の活躍に期待したい。
新しい地図「雨上がりのステップ」は、3月19日(月)より、iTunes Storeにて販売開始。売上金額のすべてが寄付され、日本財団パラリンピックサポートセンターを通じて、パラスポーツの支援にあてられる。(チャリティー期間は6月30日(土)まで。その後は通常販売)チャリティー進捗は、「新しい地図」の公式HP上で日々更新され、最終的な結果報告は、稲垣、草なぎ、香取の出演する7月1日放送AbemaTV「新しい別の窓」内にて行われる予定だ。