とりわけ、4角12番手からメンバー最速の差し脚で突き抜けた、前走(不良馬場)のアクアマリンSは圧巻だった。身上の切れ味は良馬場でさらに威力を増すはず。
体に張りが出て状態はますます快調。天井知らずの形容がぴったり当てはまる。中山ダ千二はベストの条件だし、充実著しい今ならクラスの壁は皆無に等しい。
強敵はメンバー屈指のコース実績を誇る、アポロフェニッックス。
◎(13)ダノンムロー
○(14)アポロフェニックス
▲(7)ソルジャーズソング
△(2)サンダルフォン(4)ラインブラッド(12)ダイシングロウ(16)フライングアップル
牝馬3冠の第一関門「桜花賞」(阪神10R)は“東高西低”で有力馬は五指に余る。その中で、アニメイトバイオに白羽の矢。
持続力ある末脚と、男勝りの勝負根性は大きな武器で信頼度は高い。真骨頂は3走前の京王杯2歳S2着。スタートで出遅れ、4角17番手と絶望的な位置から強襲し、エイシンアポロンに0秒2差と迫った内容は見る者を驚嘆させた。
エイシンアポロンは来週の皐月賞の有力候補の1頭で、アニメイトバイオの実力を疑う余地はない。トライアル「アネモネS」(2着)を使って状態もピークに近い。
阪神JFで2着と後塵を拝した宿敵アパパネに一矢報い、大輪の花を咲かせるとみた。
◎(13)アニメイトバイオ
○(9)アパパネ
▲(1)ショウリュウムーン
△(2)ギンザボナンザ(3)アプリコットフィズ(16)ラナンキュラス(17)シンメイフジ
中山最終Rは地力強化の目覚ましい、リアルディールをイチ押し。
昇級戦で2着と早くもメドを立てており、能力は相当高い。平場の手薄なメンバー相手なら、チャンス十分だ。
◎(6)リアルディール
○(15)マエストラーレ
▲(8)メイショウパルマ
△(3)シャドークロス(4)ベルスリーブ(5)キャプテンルビー(9)ナムラビスマルク