10月下旬から2カ月近い入念な乗り込みで仕上がりも良く、19日のCWコースでは5F67秒9をマークした。
「500kg近い大型馬だけど、仕上がりはいいし、ケイコの動きも悪くない。能力は相当高いので将来を含めて期待している」と村山助手。武豊騎手を背に初戦突破を狙う。
同じ芝1800m戦でのライバルがフィッツロイ(牡、父アドマイヤベガ、母アンデスレディー=栗東・佐々木晶厩舎)だ。
今週の有馬記念に出走するインティライミの半弟で、今週のDWコースでは6F82秒8を計時。3歳500万のショウリュウアクトに1馬身先着を果たした。当然、厩舎ゆかりの血統に佐々木晶師も期待を膨らませる。
「兄弟に比べてもヒケを取らない能力がある。馬体もしっかりして、いい雰囲気がある」とべた褒め。岩田騎手を背にデビュー予定だ。