サービス残業・徹夜は当たり前の超過酷な仕事と、クセ者ぞろいの職場で主人公が悪戦苦闘する姿が描かれる映画に対し、「裁判所もブラック会社だった。優秀な人が多いが、上司、同僚とも仲が悪く、人間関係の形成に苦労した」という。
さらに、「世の中の役に立たなくてはいけないのに世間知らずばかり。世間と隔絶された世界にいられなくなり、上司に『こんな所辞めてやる!!』と叫んだ」と、裁判所の実態を痛烈に批判した。
学生たちには「入社したところがブラック会社だったら、期限を決めて努力し、ダメだったら辞めればいい。ただし次のステップを必ず準備して」とアドバイス。採用担当もこなす身として「自分がどうなりたいかいかに具体的に話せるかがポイント。今の苦労は無駄にならないので腐らず頑張って」とエールを送った。