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エマ・ワトソン、ハーマイオニーを卒業するために髪を切った!

 エマ・ワトソンが『ハリー・ポッター』で演じたキャラクターが、おしゃれのセンスを磨いてくれたと断言する。
 2001年に“ハーマイオニー・グレンジャー”を始めて演じたエマ、映画の中では学校の制服しかほとんど着ることが無かったため、映画のイベントに登場する際は自己主張をするよう心がけたとWWDに語る。
 「“ハーマイオニー”にはある意味感謝するわ。私のおしゃれのセンスを磨くきっかけになったから。この役を演じる中で、制服を離れたところでのファッションこそが、自分を表現する手段だったの。自分自身を着飾るチャンスがある時は、エマになれるし、違う自分を見せることができるからとっても楽しみだったわ。こんなにも長くこの役を演じていなかったら、たぶんファッションに興味なんて持たなかったと思うし、“ハーマイオニー”として見られることで、時々自分がすごく抑制されていると感じていたの」「とにかく何もすることが許されなかったの。髪の毛切っちゃダメ、マニキュア塗っちゃダメ、日焼けダメ、胸が大きく見えるブラをするのもダメ。“ハーマイオニー”を演じる時は、若々しさが必要で、化粧もダメだったの。いつも髪を後ろに流さないといけなかったわ。『可愛すぎる、チークかマスカラを落とせ』ってね。だからファッションは私なりの反抗だったの」

 先日エマは、シリーズ最新作を祝うことでロングへアーをバッサリと切ったが、ショートになってよりセクシーに感じると語っている。
 「いつもショートヘアの女性に囲まれていたの。首を髪で覆わずに肌を見せるのは本当にセクシーだと思うわ。まだ慣れていないけど、自分だけのものだって感じているの。だって今までの髪の毛は半分自分で、半分“ハーマイオニー”のものみたいに感じていたから。だからこの髪のおかげで、完全に“ハーマイオニー”とは決裂できたわ」

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