場外戦で圧倒的なパワーに苦戦する潮崎だったが、逆水平で反撃ののろし。三沢さんの得意技ローリングエルボー、ランニングエルボーで攻め込むと、最後はゴーフラッシャーでトドメ。
試合後、ベルトを巻いた潮崎は、献花台に勝利を報告。控え室に戻り、小橋と握手を交わし、肩を叩かれた。
「昨日のタイトルマッチでああいうこと(事故)があって、今日は試合できないかと思っていたら、昨日の夜、秋山さんから話があった。その時、社長の顔も見えてきて、ここでやんないといけないと思った」
涙を抑えることが出来なかった。「社長が作ったGHCというものを無くしちゃいけない。どんなことがあっても責任をもってやり通すこと。体がボロボロでも立ち向かっていくこと」
三沢の魂はノアの若武者へとしっかり受け継がれた。