search
とじる
トップ > スポーツ > 侍ジャパン栗山監督「上から目線の言葉は使いません」WBC優勝の反響受け『栗山ノート』緊急重版! 選手との向き合い方など明かす

侍ジャパン栗山監督「上から目線の言葉は使いません」WBC優勝の反響受け『栗山ノート』緊急重版! 選手との向き合い方など明かす

pic pic

『栗山ノート』⒞光文社

 侍ジャパンの栗山英樹監督による著書『栗山ノート』(光文社)が、WBC優勝の反響を受け1万部の緊急重版が決定した。

 ​>>全ての画像を見る<<​​​

 栗山監督は、2011年11月に北海道日本ハムファイターズの監督に就任。2019年時点の監督で最長の就任8年目を迎え、同年5月に監督として球団歴代2位の通算527勝を達成した。2021年に北海道日本ハムファイターズ監督を退任すると、翌年には侍ジャパン監督に就任。今年の3月22日に幕を閉じたWBCでは、14年ぶりの王座奪還を果たした。

 そんな世界一の監督となった栗山監督には、小学生の頃から書き続けている「野球ノート」がある。同ノートには、日々の戦績やプレーの細かな振り返りに加え、監督として人間としての“哲学”が書き込まれているという。その門外不出のノートを書籍としてまとめたものが『栗山ノート』として、2019年10月に発売された。

 『栗山ノート』は、「挫折を力に変え、敗北からパワーを得た。私も自分が前に進むために本を開き、そしてこの本を書いていきます。一つひとつの文字をしっかりと頭に染み込ませ、私自身の熱意を吹き込みます」という栗山監督の言葉からはじまり、「ノートに自分の思いを書く行為は、周りの人たちとどのように接したのかを客観視することになります」と言葉を書き留める意味が語られている。

 また、本文では「2015年シーズンのある試合後に、私の部屋を訪ねてきた選手がいました。監督の部屋へ来るということは、精神的にかなり追い詰められていると想像できます。翌日から私は、試合のあった夜はお酒を控えることにしました。勇気を振り絞ってきたに違いない選手の思いを、踏みにじるようなことがあってはならない」という出来事や「若い選手とのやりとりでも、上から目線の言葉は使いません」など、選手との向き合い方も明かしている。

 他にも、自身が野球を始めた理由や大人になって変わった価値観、責任のある立場としての周りとの関わり方など、読みごたえのある1冊となっている。重版分は、4月3日より出来予定。

『栗山ノート』
発売日:2019年10月17日
定価:1,430円(税込み)

関連記事

関連画像

もっと見る

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ