同日の放送での収録終了後、MCのウーマンラッシュアワー・村本大輔が「お疲れさまでした。本当にお疲れさまでした。実はですね、『AKBINGO!』が9月で終わります。終了します」と発表した。
メンバーたちは「え?」と絶句し、スタジオは静まり返った。それでも、メンバーたちからは「『AKBINGO!』のおかげで、ファンの方とかも増えて、本当に心の底から感謝しかないので」などの声が上がった。同番組は前進の番組を含め、約11年半の歴史に幕を下ろすことになった。
「いくら深夜番組とはいえ、もはや“オワコン”となってしまった48グループの番組を放送するメリットがなくなり、放送終了の決断を下されてしまったようだ。これで地上波の冠番組が消滅。今後、新しい冠番組がスタートすることはまずないだろう」(日テレ関係者)
今年の48グループは毎年開催されていた「総選挙」が行われず、例年この時期には開催が発表されている「じゃんけん大会」もいまだに開催が発表されていない。
「そうなってしまったのはNGT48の一連の騒動について運営会社・AKSの不誠実な対応により“逆風”が吹き荒れているから。いわば自業自得」(芸能記者)
現在、AKB48が単独で全国ツアーを開催しているものの、せいぜい集客は2000人規模の会場ばかりだ。「この分だと、昨年まで連続出場を続けてきた紅白出場を逃す大ピンチ。紅白落選となれば、来年はさらに活動規模を縮小することになりそうだ」(同)
かなりのスピードで“下り坂”を行ってしまっているようだ。