2月中旬に横浜のスタジオを中心に撮影された「急斜面」では、代々ドラムを家業とする家に生まれた白石麻衣が、エリートなドラマーとして幼い頃から育てられてきたものの、何故かドラムを上手に叩く事が出来ず、ドラムを辞めようと決意するも、バンド仲間の橋本奈々未と松村沙友理が白石を追いかけ、“急斜面”のような壁を3人の友情で乗り越えていく、といった内容になっている。
学生時代にドラムの基本的な動作を習っていた白石は、撮影前にちょっとした練習でどんどん上達していったが、役柄的には「最初は下手」という設定でもあったので、逆にワザと下手に叩く事が苦労したというエピソードも。
「BUMP OF CHICKEN」「Superfly」「エレファントカシマシ」「椎名林檎」など、日本のロック系アーティストのMusic Videoを多く手掛けている番場秀一氏が映像監督として指揮を取った。
続いて西野七瀬ソロ曲「釣り堀」。2月下旬に都内の釣り堀を中心に撮影されたこのMusic Videoは、釣り堀に通う女の子の西野七瀬が、悲しい事や辛い事があった時、そこからの逃げ場所を見つけた女の子の心情を描いた作品となっている。
西野にとって釣り堀に来たのは生まれて初めてだったらしく、釣り竿の扱い方を習ったり、どうやれば魚が釣れるのかを熱心に聞いたという一面もあったそうだ。このMusic Videoは、「イタズラなKiss〜Love in TOKYO」「変身」などのドラマも手掛ける映画監督、永田琴氏が指揮を取った。
新曲「ハルジオンが咲く頃」の発売に向け、情報が絶えない乃木坂46に要注目だ。