先日米ヴォーグのベストドレッサー賞に、選出されたことが記憶に新しいケイト。カメラの前に立つ時は決して傲慢な態度を取らずに、写真家が指示することすべてに耳を傾けると、成功の秘訣を語る。
「私って柔軟性があると思う。求められるものを表現しようとするっていうのかしら。私が何か特別なものだとは思わない。仕事場に行ったら、その人達が私に求めることをやるの。本当よ!私はいつも固定された何かを表現しているってわけじゃないわ。いろいろなことをやってきたから」
またケイトは自分が評価されるのを嫌い、めったにインタビューに応じないと、Tマガジンに語っている。
「とにかく嫌なの。昔よくインタビューを受けていた頃は、出版される前に何を書かれるか心配して具合が悪くなっていたの。とにかく嫌いだった。キャリアの始め頃は、プレスがひどいことを書くなんて全く知らなかったから、取材にも応じていたんだけど、その後ひどいことを書かれたの。『ひどい、もうやりたくないわ。こんな批評をされるために、私自身を語るなんて』って思ったわ」「それに大抵の場合は、部屋に入った時には既に向こうは、私について何を書きたいかって決めているから。だから私がどんな人間かなんて、結局関係ないの。でも、そのインタビューする人やプロジェクトが個人的に好きな場合は、引き受けるわ」