ヒクソン仕込みの秘策あり!
3日の全日プロ金沢大会で、鈴木みのるとのタッグで諏訪魔&西村修を撃破し、世界タッグ初防衛に成功。試合後、3冠挑戦のアピールに馳浩PWF会長もゴーサインを出し、正式決定した。
この日の会見では、初防衛の勢いそのままに「諏訪魔の経験なんて、こぶしくらいのもの」「子供たちにレスリング教室をやっているそうだが、両国ではオレがプロレスリングを教えてやる」などと過激に挑発した。
さらには「ケンカファイト、サブミッションといろんなファイトができる。テクニックは私の方が数段上だ」とキッパリ言い切った。
諏訪魔戦に向けては秘策がある。それが世界の総合格闘技シーンで一時代を築いたグレイシー柔術だ。「ブラジルの柔術を学んでいる。ヒクソンの弟子で、ヒクソンが武道館で初めて試合をした時に来日していたルイス先生という人からな」
なんと、あのヒクソンの側近から直々に学んでいるという。「いろんなサブミッションを知っているよ。諏訪魔のアンクルホールドもすごいけど、私はニーを壊すような技も知っている」とグレイシー流のテクニックで王者粉砕を狙う。
ヒクソンを彷彿させるスキンヘッドをなでながら「フロントネックロックで1回絞め落しているはずだ。落とすことだろうが、サブミッションでギブアップを奪うことだろうが可能。必ずオレが勝つよ」と予告した。
5冠獲りを狙うケアは、400戦無敗の男から受け継いだ技で必勝態勢を敷く。