2人はこのネタをやる際は、未亡人朱美ちゃん3号の橋本小雪が白塗り、中野聡子がオッサン風メイクで原型をとどめていないため、あまり知られていないが、実はともに素顔はなかなかの美形なのだ。
橋本と中野は07年10月に、「日本パブリック連合」としてコンビ結成(当時は松竹芸能所属)。しかし、さっぱり売れず、資金難で09年10月に活動休止。
10年4月、拠点を大阪から東京に移し、コンビ名を「日本エレキテル連合」と改め、タイタンで再出発した。それでも、なかなか売れなかったが、昨年に入って、「ダメよ〜ダメダメ!」で一気に流れが来て、今やバラエティ番組に引っ張りだこだ。
今回クローズアップするのは橋本の方。橋本は84年11月13日生まれで現在30歳。兵庫県豊岡市出身で、実家は城崎温泉近くで民宿を経営している。意外にも、京都橘大学文学部英語コミュニケーション学科卒業で、大学時代はオーストラリアに留学経験もある。
その橋本、朱美ちゃんメイクをしていないときは、スッピンに近く、ショートカットとあって、ボーイッシュなイメージが強いのだが、しっかりメイクすれば、かなりの美人。
2人が公開しているYouTubeチャンネルの「日本エレキテル連合の感電パラレル」の「感電パラレルアワード」では、きっちりメイクして、ロングヘアーのウイッグを着けて登場している。この姿がなかなかの評判なのだ。
タレントウォッチャーのA氏によると、「ふだんのイメージとはがらり変わって、日本人離れしたスラッとした鼻筋、獲物を狙うかのような妖艶な目、そして大きな口。どこを見ても、エキゾチックで、とてもセクシーです。このメイクの橋本だったら、男も惑わされるのは間違いありません」と語る。
『「新語・流行語大賞」を受賞した芸人は翌年に消える』とのジンクスが存在する。事実、エド・はるみ(08年)、スギちゃん(12年)は仕事が激減した。一発屋芸人に終わらぬためにも、“美貌”を売りにした作戦もありかも?
(坂本太郎)