◎マイネルアワグラス
○メイショウクオリア
▲グリッターウイング
△クリーン
△シビルウォー
一昨年にシリウスSに続きこのブラジルカップを連勝したマイネルアワグラスに注目したい。それ以後、勝ち星から遠ざかっており、“勢い”不足の感は否めないが、これまでの重賞での好走実績を考えるとこのメンバーなら実力上位。中心視してもよさそうだ。他では、夏の北海道シリーズでは芝戦で活躍したメイショウクオリアだが、ダートでもオープンで2着3度の実績。安定した先行力があり、今回も大きく崩れることはないだろう。前走のシリウスSで、8戦目にして初めて連対を外したグリッターウイングの巻き返しにも注目。古馬相手の重賞で勝ち馬からコンマ4秒差なら悲観する必要はないし、ハンデを活かしても一発があっても不思議ではない。クリーン、シビルウォーあたりが抑え。
【馬連】流し(5)軸(3)(10)(11)(16)
【3連単】2頭軸マルチ(3)(5)軸(10)(11)(16)
◆京都11R 菊花賞
◎トウカイメロディ
○アロマカフェ
▲ヒルノダムール
△ローズキングダム
△レーヴドリアン
△ゲシュタルト
“本物”と思える内容で3連勝中、今夏ナンバーワンの上がり馬トウカイメロディの大仕事に期待したい。「折り合いが上手で動きたい時に動ける」長丁場のレースを勝つための不可欠な武器をこの馬は持っている。騎乗する吉田隼騎手が上手に引き出せれば、圧勝するシーンまであるのではなかろうか。馬券の相手候補には、豊かなステイヤー資質を産駒に伝えるマンハッタンカフェを父に持つ馬たちから数頭選んでみた。セントライト記念の敗戦でやや地味な存在となってしまったが、ラジオNIKKEI賞の勝ち馬アロマカフェの巻き返しは必至だろう。馬券的にも妙味十分。この世代の力量上位馬ヒルノダムールも怖い存在。大穴にゲシュタルトも抑えておきたい。他では、ダービー2着ローズキングダム、京都コースが一番合うレーヴドリアンあたり。
【馬連】流し(15)軸(1)(2)(10)(13)(17)
【3連単】2頭軸マルチ(15)(17)軸(1)(2)(10)(13)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。