ゆりやんといえば、今回の“R-1”で4年連続ファイナリストになった実力派。今年も優勝を逃したものの、Bブロックを制して、ファイナルステージに駒を進めている。昨年12月に開催された『女芸人No.1決定戦 THE W』では優勝。まさに、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
ゆりやんより劣るものの、地元の関西を拠点にしている粗品も、コンビとして、『第38回ABCお笑いグランプリ』と『第7回ytv漫才新人賞』で優勝している腕前だ。
ゆりやんは、そんな粗品を前にするとオンナになる。年明けのあらゆる番組で公開告白をしては、「後輩としてしか見られない」とフラれている。今後も、成就の可能性はきわめて低い。
ノリに乗っている女性芸人では、尼神インターの“ブスなほう”誠子も、同じく、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する先輩芸人にホレている。お相手は、藤崎マーケット・トキだ。
06年、「ラララライ体操」で大ブレイクしたコンビ芸人は、ブーム終焉後、キー局のテレビ番組から姿を消した。しかし、地元の関西ではローカル番組に数多く出演。在阪の『オールザッツ漫才2009』、『第10回MBS漫才アワード』、『第3回ytv漫才新人賞』で優勝して、15年には積年の夢であった『キングオブコント2015』で決勝戦に進出した。
そんなトキに誠子は、番組を通じて何度も思いを打ちあけては、フラれている。記憶にあるだけで、9回におよぶ。芸人のあいだではもはや、告白が誠子の定番ネタとなっている。
今旬の女芸人。乙女心はよしもと芸人に奪われているが、彼氏ゲットにはほど遠い、か。