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サディスティックに愛された“雨上がり決死隊”

 テレビ朝日系列の『アメトーーク!』が今年、10周年をむかえる。今でこそ高視聴率だが、2003年のスタート時は、キャリア14年の雨上がり決死隊(宮迫博之&蛍原徹)にとって、初の冠番組。コケられまいと、必死だった。

 そもそもふたりは、吉本興業(当時)のタレント養成学校・NSCの第7期生。卒業後の'89年に、コンビを組んだ。'91年に、ナインティナイン、宮川大輔、ほっしゃん。らと、アイドルユニット・吉本印天然素材(解散)を結成したが、あまりの忙殺で心が病み、脱退→東京進出を決意。コネも仕事もないまま、東京に来た。ここから数年は、絵に描いたような暗黒時代。そのため、『アメトーーク!』というビッグチャンスは、是が非でも成功させなければならなかった。

 ちなみに、同番組スタートの布石となったのは、フジテレビ系列のコント番組『ワンナイR&B』。ここで、ガレッジセール・ゴリがふんしたゴリエちゃんがメガヒットし、同じくレギュラーメンバーだった雨上がりや山口智充、小池栄子も出世した。雨上がりにこのきっかけを与えてくれたのは、あのダウンタウンだった。

 暗黒まっただなかの'99年、東京でまったく無名のふたりを、松本人志が『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系列)でメインに起用。大先輩である松本、浜田雅功にタメ口をきき、暴力を振るってもいいというコンセプトのクイズの司会を、任せたのだ。

 緊張とプレッシャーで、10日間眠れなかった宮迫。だが本番では、ダウンタウンの頭部へパンチ、ヒザ蹴り、延髄蹴りを果敢に繰りだし、23時台で20%超えをはたす高視聴率をマーク。雨上がりは一気に5本のテレビ出演が決定した。このうちのひとつが、『ワンナイ』だった。

 ダウンタウンのサディスティックな手法で愛でられた雨上がり。今でも「兄さん」と慕うその気持ちには、恩を超える情念が込められている。(伊藤由華)

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