和田師「サフラン賞は新馬と同様に、内々の厳しいところで我慢して直線勝負を制した。デビュー前から期待していたが、2戦ともそれに違わぬ内容だったと評価している」
−−セールスポイントは?
和田師「速い持ち時計があるように、スピードが1番。2番目はセンスセンスの良さ。センスがあるから、2戦とも厳しい内々で我慢できたし、最後に抜け出すこともできた」
−−最終追い切り(別表参照)は、どこに主眼を置いたのですか。
和田師「1週前の水曜(21日)と、日曜(25日)にある程度やって態勢は整っているので、あまり負荷をかけないようにやった。バラエティーに富んだ追い切りができるのもポリトラックができたおかげだね。関東馬躍進の起爆剤になってほしい(笑)」
−−初めての1600mについては。
和田師「新馬は好位から、サフラン賞は中団後方から味のある競馬をしている。ハナに行って逃げ切ったのと違い、融通性はある。それに、GIともなればいいペースで流れるから、折り合いに苦しまずレースができる」
−−騎乗停止中の横山典騎手に変わって、パスキエ騎手とコンビを組むことなりました。
和田師「馬は癖がなく、乗りやすい。それに、フランスの一流騎手だし、まったく心配していない」
−−最後に意気込みをお願いします。
和田師「相手は格段に強くなっているけど、この馬も成長している。経験不足(重賞初挑戦)はスピードと、デキの良さで十分カバーできると思う。応援してください」