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オクトーバーS(1600万下 東京芝2400m 6日) アベコーは藤田・サンデーストリームを指名

 今週からいよいよ秋の東京競馬がスタートする。初日(6日)のメーン「オクトーバーS」(1600万下 芝2400m)は、ハンデ戦にしてわずか3kgの上下差が示すように、実力伯仲したメンバーがそろった。アベコーこと阿部幸太郎は、札幌リーディングの藤田騎手を再び鞍上に迎えたサンデーストリームで強気に攻める。東京は過去2勝の巧者でもあり、一発の期待は十分だ。
 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。
 先週のGI「スプリンターズS」は、予想外の大雨と不良馬場に、厳しい結果となってしまいました。今週は気分も新たに東京競馬が開幕。天皇賞、ジャパンCにつながる開催です。
 さて、東京初日のメーンは準オープンによる「オクトーバーS」。距離が2400m。かつハンデ戦。メンバー構成から波乱含みの一戦です。おそらく中舘・オナーチェイサーのペースになりそうですが、スローに持ち込んだ1000万の玄海特別が5着まで0秒2差の大接戦。東京では頭から狙いづらいところです。

 そこで、◎はサンデーストリーム。今回の藤田騎手とのコンビは2走前の漁火Sのとき以来、2回目。当時、優勝はサイレントプライド。新潟記念そしてエプソムC1番人気で、札幌記念が2番人気。その馬を相手にわずか0秒4差。驚いたことに札幌記念で凄い脚で追い込んで2着したアグネスアーク(3着)と、半馬身差で渡り合っているのです。別定の57kgを背負い、しかも出遅れる不利を考えると出色の内容です。
 それを踏まえて、今回の藤田騎手騎乗は合点がいきます。加えて、今回の東京芝2400mは、これまで<1101>とすこぶる得意としている舞台。前走のニューマーケットCの8着は、中山内回りの2000mで流れに乗れなかったというよりも、1週前に除外されたことで馬体が函館時に比べ12kg増。やはり重め残りが大きかったとみています。それゆえ、この一戦を使った変わり身は、大いに期待できるところ。ハンデの56kgは、春の東京、麦秋S(準OP)で2着した実績。楽しみです。
 当面のライバルは、新潟で本格化をみせたカゼノコウテイ。月岡特別で計時したラスト3F32秒4は重賞級の破壊力。同じ左回り、直線の長い東京で不気味な一頭です。

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