search
とじる
トップ > レジャー > 高松宮記念 美浦黄門・橋本千春記者が究極の上がり馬アーバニティの古賀慎調教師を直撃

高松宮記念 美浦黄門・橋本千春記者が究極の上がり馬アーバニティの古賀慎調教師を直撃

 関西の強豪がそろったなか、東から一頭の伏兵が春のスプリント王者の座を狙い、勇躍、高松宮記念に出陣する。2連勝でオーシャンSを制した上がり馬のアーバニティがそれだ。目まぐるしく王者が入れかわる昨今のスプリント路線。絶好調の横山典騎手を背に、一発を狙う陣営に美浦黄門こと本紙・橋本千春が迫った。

 −−追い切りはどこに主眼を置きましたか?
 古賀慎調教師「連闘明けの中2週と間隔が詰まっているので、乗り手には気持ち良く走らせてくれと指示を出したが、いい動きだった」

 −−それにしても、この春は2連勝と目覚ましい活躍ですね。
 古賀慎師「オーシャンSは直線で前が窮屈になり冷や冷やしたけど、そこから抜け出してきた瞬発力は素晴らしかった。持ち味を余すところなく発揮できた結果が2連勝につながりました。スティンガーの下(半弟)で、もともと期待していた馬がようやく本格化しましたね」

 −−これで千二は2戦2勝となりました。
 古賀慎師「当初は上(スティンガー)のイメージが強く、千四から千六を中心に使ってきた。そこでも上手な競馬をしているが、ベストは千二と確信しました」

 −−コンビの横山典騎手は「どん底からはい上がり、短期間でGIを使えるまでになった」と感無量の面持ちでした。
 古賀慎師「どん底というのは、新馬戦(13着)に乗って骨折した苦い経験を指しているのでしょう。それから、園田競馬(5戦4勝)を経由して、中央に戻ってきたわけですから」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 古賀慎師「少し前まで条件クラスだった馬を、GIの舞台に立たせられるのは幸福なことだし、調教師冥利に尽きます。強敵ぞろいで楽観はできないけど、人馬の勢いは誰にも負けないと思っています」

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ