子供が初めて生まれた際には、歌手業からの引退を一度は考えたというセリーヌ、だが母親業をすることで、仕事に対して更にやりがいを持ったことに気付いたと語った。
「レネ・チャールズのために正直歌うのをやめたいと思ったわ。今では母親というものが何かということや、全てを得られるんだってことが分かるの」「1人の母親としてパフォーマンスをすることは、何よりも楽しいわ」
現在5か月になる双子の母親でもあるセリーヌ、さらに自分の歌声がこれまでになく絶好調だと感じて、公演を息子達に捧げたいと話す。
「公演の幕が上がる前に『これはあなたたちのためよ、息子たち』と思うの。今の私はパフォーマーとして最高の時を迎えていると思うわ。1人の母親として、それ以上願うことはないでしょ。する必要はないけど、やりたいのよ」
音楽がセリーヌにとって、最高に愛することの1つではあるが、母親業を何よりも優先し、歌唱力は永遠に続かないと感じているとも語った。
「音楽が私の一部であることは間違いないわ。でも重要なことではないの。完全にはのめり込めない」「なんだか自分が、年季を経て良くなったワインになったような気がしているの。今みたいに永遠に歌い続けることが出来ないのは分かっているわ。でも出来る限りは続けたいわ」