◎コディーノ
○エピファネイア
△カミノタサハラ
△ミヤジタイガ
△キズナ
コディーノとエピファネイアの一騎打ちとみる。
朝日杯で連勝が「3」で止まったコディーノだが悲観材料はないに等しい。勝ったロゴタイプとは僅か首差、マイル適性の差もあっただろうし、当日輸送での初コースということでいつもよりテンションが高かったことが最大の敗因として考えられる。今回は2度目の中山競馬場。休み明けにしてはややソフトな仕上げだが、じっくり乗り込みテンションを抑えながら調整してきた。追い切りに騎乗した横山典騎手は「やればいくらでも動くが、リズム良く走らせることに主眼を置いた。状態? 言うことない」と納得の表情。本番皐月賞に近いメンバーでもあり、ここでいい結果を出しておきたいところだ。
一方のエピファネイアは、主戦福永騎手を騎乗停止で欠きビュイック騎手との新コンビとなる。調教にも乗り続け、実戦でもいろいろと教え込んできた福永騎手が乗れないのは、いかに欧州の名手に乗り替わるとはいえマイナス材料だろう。ともにデビューから3連勝の両馬だが、割り引き材料のあるエピよりもコディーノ上位とみる。
他では、前開催の東京で500万下を勝ち上がったばかりのカミノタサハラ。デビューからの3戦はいずれも最速の上がり(3F)をマークしており、切れ味勝負になれば面白い存在。内田騎手への乗り替わりもプラスだろう。以下、追い切りの動きに「絶好調」を感じさせたミヤジタイガ、ラジオNIKKEI杯2歳S(3着)からの巻き返しを図るキズナあたりをおさえに。
【馬連】流し(3)軸(4)(6)(8)(12)
【3連単】フォーメーション(3)→(12)→(4)(6)(8)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。