中山が演じるのは、松尾演じる主人公・海馬五郎の妻で元女優・綾子役。以前から親交があった松尾に自ら出演を志願し、年下のダンサーに身も心も奪われる役を熱演しているという。
さらに、同作は18歳未満の入場・鑑賞を禁止する「R18+」指定で、中山にとって初の「R18+」作品。ベッドシーンなど、大胆なラブシーンに挑戦しているというのだ。
「17年4月期のドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)では、メイド役を演じ新境地を開拓。自分の殻を破ろうとしている意欲を感じたが、まさかR18+の作品に出演するとは思わなかった。中山なりの『私はここまでできる』というアピールでは」(テレビ局関係者)
デビュー時はバリバリのアイドルだったが、本格的に女優に転身。2001年4月期の主演ドラマ「Love Story」(TBS系)の平均視聴率が20%越えを達成したことにより、1980年代、1990年代、2000年代の三世代で主演ドラマ平均視聴率20%越えを達成した唯一の女優となった。
また、10代、20代、30代での主演作品としても平均視聴率20%越えを達成した唯一の女優となるなど、ドラマ史に輝かしい実績を残してきたが、もはや、その“栄光”は捨てたようだ。
「以前ならばオファーを受けなかったような脇役でも、受けるようになったそうです。もともと、そこまで演技力があるわけでもなかったんですが、本人もようやくそのことを自覚したようで、やっと“本気モード”になる覚悟を決めたのでは」(芸能記者)
どんどん役の幅を広げそうだ。