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バーデンバーデンC 本紙・橋本記者がクーヴェルチュール陣営を直撃

 今週から中央競馬は夏のローカルシリーズに突入。福島開幕週を飾る「バーデンバーデンC」(オープン 芝1200m 17日)は、いかにもローカルらしい一長一短のある組み合わせとなった。美浦黄門こと本紙・橋本千春記者はハンデ49kgと恵まれたクーヴェルチュール陣営を直撃した。

 −−坂路で(800m)48秒6と一番時計をマークした。
 佐藤助手「併せた相手がケイコ駆けするナイツブリッジ(後藤騎手)で、双方が乗り役だったからね。それに、時計の出る馬場だったので別に驚かないが、状態が良いことは間違いない」

 −−テン乗りになる吉田隼騎手の感想は?
 佐藤助手「『素直ですごく反応が良い』と誉めてくれた。癖がないから乗りかわりは心配ない」

 −−桜花賞(12着)以来、約2カ月間ブランクがあるが…。
 佐藤助手「いったん放牧に出し、帰厩後はここを目標に調整してきた。心配な点は何もない」

 −−休養中に成長したところは。
 佐藤助手「良い意味でズブさが出て、乗り役が指示を出すまで我慢できるようになった。今なら脚をためて終いを生かす競馬ができると思う」

 −−桜花賞(12着)の敗因は。
 佐藤助手「距離が長かった上に、相手も超一流ぞろいだったから仕方ない。でも、GIを経験したのは強みだし、ここにつながると信じている」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 佐藤助手「ピンクカメオとクーヴェルチュールは厩舎の“二枚看板”。ハンデとメンバーにも恵まれたし、とにかく勝ちたい。あとは良馬場を祈るだけ」

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