ルーカス監督は、『グリーン・ホーネット』のセス・ローゲンと会った際、この黙示録を話し、ローゲンは監督がこの予言を本気で信用しているとトロント・サン紙に話している。
「ジョージ・ルーカスは座って、どのように2012年にこの世が終わるかってことを25分間位語ってきたんだ。彼は本気でそう考えているみたいだよ」
ところが、ローゲンと一緒にその場に同席していたスティーヴン・スピルバーグは、『インディ・ジョーンズ』を共作した友人ルーカスの悪ふざけに鼻もかけなかったという。
「ジョージは地殻プレートなんかについての話を続けていたんだけど、スピルバーグはひっきりなしに『僕のアホな友達がうるさくてゴメン』ってあきれた顔していたよ」
「最初はジョージが冗談を言っていると思っていたんだけど、彼の真剣さに気付いて、『彼はジョージ・ルーカスなんだから、もしあと1年で世界が終わると本気で思っているなら、自分のために宇宙船を完成させていないわけがない』って思い出したんだよ。だから、彼に『僕も乗せてもらえる?』って聞いたんだ。彼は『宇宙船なんて持っていない』って言っていたけど、絶対にミレニアム・ファルコン号がどこかのガレージにあって、パイロットも出発準備OKなことは間違いないよ。ジョージとスティーヴン・スピルバーグは脱出して、自分は他の人類と共に燃え尽きるんだろうね」