米倉主演の日本テレビ系列「35歳の高校生」(土曜日午後9時〜)初回(4月13日)は14.7%(数字は以下、すべて関東地区)で、まずまずのスタート。第2話(20日)は12.9%と下落したが、第3話(27日)では15.1%と再び上昇した。
米倉が前回、連続ドラマで主演したテレビ朝日系列「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」は全8話の平均視聴率19.1%と好評だっただけに、今後、さらなるアップができるかどうか注目されるところ。
初回(15日)で、今年放送されたドラマでは最高となる22.6%を弾き出した福山雅治主演「ガリレオ」(フジテレビ系列/月曜日午後9時〜)第2シリーズは、第2話(22日)も20.5%と、2週連続の大台超え。07年10月期に放送された第1シリーズも、全10話平均で21.9%と高かっただけに、今後も高い数字が期待される。
お笑いコンビ、ホンジャマカの石塚英彦が初めて連続ドラマの主演を務めた「刑事110キロ」(テレビ朝日系列/木曜日午後8時〜)の初回(25日)は、14.1%と上々だった。
逆にテレビ朝日系列「ダブルス」(伊藤英明&坂口憲二主演/木曜日午後9時〜)は初回(18日)の15.8%から、第2話(25日)は11.6%と急降下。同局の「遺留捜査」(上川隆也主演/水曜日午後9時〜)も初回(17日)の14.6%から、第2話(24日)は9.8%と大きくダウンした。
初回(14日)で14.0%と好スタートを切ったTBS系列「空飛ぶ広報室」(新垣結衣主演/日曜日午後9時〜)は、第2話(21日)で13.5%、第3話(28日)は11.6%とジリ貧状態だ。
低迷が続くNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第17話(28日)は13.7%で、前週より0.1ポイントのダウンで、8週連続の15%割れ。ここ最近は13〜14%台の数字に定着してきており、再浮上には険しい道のりが待っているようだ。
バラエティでは、明石家さんまが登場した日本テレビ系列「行列ができる法律相談所〜さんまvs怒れる美女軍団」(28日日曜日午後9時〜10時54分)が18.6%で、前週より7ポイントものアップで大物の貫録を見せつけた。
(坂本太郎)