昨年は、8歳馬のカンパニーが天皇賞・秋、マイルチャンピオンSの両GIを制覇。ファンは大きな感動と興奮を味わった。
新しい年が明けて、10歳馬のニシノコンサフォス(ジャニュアリーS)に続き、7歳ネヴァブション(アメリカJCC)、8歳ヴァーミリアン(川崎記念)と古豪の優勝が目を引く。
さて、日曜の東京メイン「根岸S」は8歳馬ワイルドワンダーの出番。8歳といってもキャリアは27戦と無理使いされておらず、心身ともに若い。
その証拠は、前々走の武蔵野S。約1年ぶりのブランクを抱えながら0秒3差3着は実力のなせるワザ。続くカシオペアSは10着と凡走したが、不向きの千二では仕方ない。
まして、前2戦は苦手の芝からスタート。後手後手の競馬を強いられており、敗因は歴然。しかし、ダートからスタートする東京ダート1400メートルは、一昨年の根岸S(昨年は不参加)を含め3戦3勝とパーフェクト。今回は勝利の方程式に当てはまる。
当面の相手は、GI馬スーニ。ワイルドワンダーより2キロ重い58キロは厳しいが、実力的に好勝負必至。第三の馬は、彗星のごとく出現したサマーウインド(目下、5連勝中)。
◎ (7)ワイルドワンダー
○ (16)スーニ
▲ (9)サマーウインド
△ (13)オーロマイスター
△ (12)グリフィンゲート
△ (3)ダイワディライト
△ (15)ミリオンディスク