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“棚ぼた”で主演が回ってきた内山理名

 主演女優が降板を申し出たため昨秋の放送が延期になっていた女優の大原麗子さん(享年62歳)の人生を描いた、3月放送予定のテレビ東京系スペシャルドラマ「女優 麗子 炎のように(仮)」の主演に女優の内山理名が決まったことを一部スポーツ紙が報じた。

 報道によると、ドラマの原作は芸能ジャーナリスト・前田忠明氏の著書「大原麗子・炎のように」(青志社刊)。「素顔の大原麗子を知ってほしい」という本人の遺志により、女優としての華やかな部分のみならず、俳優・渡瀬恒彦、歌手・森進一との離婚や整形手術の失敗、乳がんとの闘いなど衝撃の事実がリアルに描かれている。

 当初は昨年秋に放送予定だったが、別の主演女優が突如、スケジュールの都合を理由に降板を申し出たため放送延期となり、約半年がかりで仕切り直しようやく撮影にこぎつけたというが、降板したのはあの売れっ子女優だったというのだ。

 「昨年末に女性誌が報じたところによると、尾野真千子がオファーを受けて撮影準備に入っていた。ところが、衣装合わせ直前の9月に入り尾野の事務所から『実在の大女優だった大原さんを演じるには、格が違い過ぎて荷が重い』、『共通点も少ないために視聴者へ違和感を与える怖れがある』などとして降板の申し入れがあった。ところが、尾野は11月に放送された、常盤貴子とW主演のフジテレビ系のドラマ『疑惑』に出演。単に割のいい仕事のスケジュールを優先しただけだった。尾野のおかげで、衣装・脚本の修正、配役の変更などを余儀なくされ放送が大幅にずれ込んだ」(テレビ関係者)

 尾野は今月スタートしたフジの連ドラ「最高の離婚」に出演するなど相変わらず多忙なスケジュール。一方、“棚ぼた”で主演に抜擢された内山は一時期事務所の“看板女優”だったものの、現在は後輩の堀北真希や赤西仁とデキちゃった結婚した黒木メイサの陰にすっかりかすんでしまっただけに、スケジュールが調整しやすかったようだが、高視聴率を獲得して尾野を見返してほしいものだ。

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