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被災者をネタにした韓国詐欺

 韓国国内で、日本の不幸を喜ぶ国民性を悪用した振り込め詐欺事件が多発していたことが、最近になり明らかになった。
 「その詐欺は、東日本大震災から1年くらいの間、大流行していました。ターゲットは、ある程度のまとまった資金をすぐに動かせる富裕層。韓国人の反日マインドとお金好き気質を利用する、いかにもといった手口です。韓国警察はマスコミに情報を発信しましたが、日本では国民を刺激しないように報道が控えられていたようなのです」(韓国駐在の日本人記者)

 その手口とは、フィリピンやマレーシア等の外資系金融機関を装い、「被災し一家全滅して返しようがない日本人の口座にある預金の処理に困っています。韓国人で分けることができる機会を特別に作っていますがいかがでしょうか? ついては口座開設料及び、振替手数料として○○ウォンを3営業日以内に振り込んでください」などと、韓国人向けにメールをバラ撒くというもの。投資家や高額納税者等の資産家のリストが証券会社や不動産会社から流出して行われたという情報もある。
 「優柔不断で周囲に相談しがちな日本人よりも、気が短く即断即決の韓国人は、詐欺のカモにされやすい。その詐欺話に踊らされて、日本円で1000万円近く騙し取られた老人被害者もいたと現地では報じられました」(同)

 韓国では振り込め詐欺は『ヴォイスフィッシング』と呼ばれ、金融機関を装う犯人が、予め銀行や証券会社等のオフィスの音声を録音した素材を用意するなど手口が巧妙化し、社会問題化している。そのため昨年からは、金融機関の口座に300ウォン(約30万円)以上が入金された場合、引き出される率が高い10分間は現金を引き出せなくするというルールが導入された。

 隣国同士、この手の犯罪はどっちもどっちか。

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