みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
先週の京王杯SCは、スーパーホーネットが強烈な末脚を発揮して優勝。2着が1番人気のスズカフェニックスを抑えてキストゥヘヴン。私はこのキストゥヘヴンに☆印を打ちましたが、翌日のヴィクトリアマイルであれば、牝馬相手のベストディスタンス(マイル戦)ということもあり、◎でいくつもりでした。
芝1400mを1分21秒1の自己ベスト。ラスト3Fが33秒2。キストゥヘヴンが仮にあと1Fを12秒5で走ると、ヴィクトリアマイルで優勝したエイジアンウインズを上回る時計になります。しかし、彼女は、先週も触れましたが、マイル女王決定戦に駒を進めることができませんでした。クラシック優勝馬(桜花賞)が出走優先順位で、1600万を勝ちボロボロの成績の馬の下という評価は、どう考えても合点がいきません。ゆえに現在の算出方法を改定すべきです。多くの競馬ファンのためにも、そう願います。
さて、翌日にオークスを控えて、東京ではハンデ戦のフリーウェイSが行われます。馬場状態は最高のコンディションですが、前線の影響で降雨があるとの予報。降り出す時間帯によっては、かなり影響が出てくる馬もいそうです。
顔ぶれから強力にレースを引っ張っていく馬が見当たらないので、1400mの割に落ち着いた流れになりそうな予感がします。そこに着眼して、コンティネントに期待です。
しぶとい先行力がこの馬の最大のセールスポイント。最も得意とする条件は<3203>の実績がある芝のマイル戦ですが、東京芝1400mであれば、このマイルの適性が必ず生きると判断しました。
考えてみれば、昨春、強力なメンバーが顔をそろえたオープン・白百合Sで2着。優勝したオースミダイドウは朝日杯FS1番人気、休養明けのNHKマイルCでも2番人気になった逸材です。さらに、4着がダイレクトキャッチ(共同通信杯2着)で、弥生賞4着、皐月賞5着、青葉賞4着のメイショウレガーロが6着に沈んだ一戦。それゆえに、この2着は大きな価値のある内容です。
前走の晩春Sは1月以来の実戦。自己最高の馬体重526kgは、いかにも急仕上げの印象でした。それでも見せ場十分。今回は57kg→55kgのハンデ。横山典騎手で大変身です。