◎ブランネージュ
前走・京都牝馬Sを鮮やかに逃げ切ったケイアイエレガントが回避し混戦ムード。ただ、ハンデ差も小さく、こうなれば地力のある馬たちの勝負になるのでは。◎はエ女王杯以来4カ月となるブランネージュ。同レースこそ13着と大敗したが、オークス5着、秋華賞4着と今の4歳世代では常に上位の力量があることを示してきた。上の世代との初対戦となったエ女王杯は外枠の不利もあって、この馬本来の前で流れに乗る競馬が出来なかったことが大きな敗因。脚質的に中山1800は向くはずで、(2)(1)(4)着と鉄砲実績も十分。休養で立て直した効果も見込める今回は魅力たっぷりだ。
ケイアイの回避でハナを主張する馬が不在。どれが行っても流れは緩くなりそうで、差し馬は不利な印象だが、まとめて差し切る決め手を持つスイートサルサは軽くは扱えない。左回りでの重賞好走が目に付く同馬だが、前走・愛知杯では小回りコースでも差のない3着。メンバー的に力量上位であり、位置取り如何では届く可能性も。
以下、中山金杯好走のアイスフォーリス、京都牝馬Sで前有利の流れを猛然と追い込んだパワースポット、展開利の見込めるマイネグレヴィルも52キロなら煩い。
馬連 流し
(9)-(4)(8)(12)(15)
3連複 軸1頭流し
(9)-(4)(8)(12)(15)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。